操作

「必至滅度の願」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

(ページの作成:「ひっしめつど-のがん {{Inyou2| ひっしめつど-のがん 必至滅度の願  阿弥陀仏の四十八願の中、第十一願のこと。『大経」第...」)
 
 
10行目: 10行目:
 
と述べており、このほか『浄土文類聚鈔』には 「往相証果の願」 ([[P:481|註 481]])という願名も用いている。(浄土真宗辞典)
 
と述べており、このほか『浄土文類聚鈔』には 「往相証果の願」 ([[P:481|註 481]])という願名も用いている。(浄土真宗辞典)
 
}}
 
}}
 
+
:→[[必至滅度]]
  
 
[[Category:追記]]<p id="page-top">[[#|▲]]</p>
 
[[Category:追記]]<p id="page-top">[[#|▲]]</p>

2024年1月26日 (金) 11:39時点における最新版

ひっしめつど-のがん

ひっしめつど-のがん 必至滅度の願

 阿弥陀仏の四十八願の中、第十一願のこと。『大経」第十一願文には

「たとひわれ仏を得たらんに、国中の人天、定聚に住し、かならず滅度に至らずは、正覚を取らじ」(註 17)

と説かれている。親鸞は「証巻」冒頭「註 306」にこの願名を標し、さらに第十一願について

「つつしんで真実の証を顕さば、すなはちこれ利他円満の妙位、無上涅槃の極果なり。すなはちこれ必至滅度の願より出でたり。また証大涅槃の願と名づくるなり」(註 307)

と述べており、このほか『浄土文類聚鈔』には 「往相証果の願」 (註 481)という願名も用いている。(浄土真宗辞典)

必至滅度