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十善

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2012年1月4日 (水) 23:24時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

(じゅうぜん)

 身・口・意の三業(さんごう)の中でとくに顕著な善い行為のこと。不殺生(ふせっしょう)不偸盗(ふちゅうとう)不邪婬(ふじゃいん)不妄語(ふもうご)不両舌(ふりょうぜつ)不悪口(ふあっく)不綺語(ふきご)不貪欲(ふとんよく)不瞋恚(ふしんに)不邪見(ふじゃけん)をいう。→十悪(じゅうあく)。 (唯文 P.706)


出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。


  1. 不殺生(ふせっしょう) 故意に生き物を殺しません。
  2. 不偸盗(ふちゅうとう) 与えられていないものを取りません。
  3. 不邪淫(ふじゃいん) みだらな性的関係を持ちません。
  4. 不妄語(ふもうご) 嘘をつきません。
  5. 不綺語(ふきご) 無駄な噂話をしません。
  6. 不悪口(ふあっく) 乱暴な言葉を使いません。
  7. 不両舌(ふりょうぜつ) 他人を仲違いさせるような言葉をいいません。
  8. 不慳貪(ふけんどん) 異常な欲を持ちません。
  9. 不瞋恚(ふしんに) 異常な怒りを持ちません。
  10. 不邪見(ふじゃけん) (因果、業報、輪廻等を否定する)間違った見解を持ちません。