じょうぎょうざんまい・ほっけざんまい
天台(てんだい)大師智顗(ちぎ) (538-597) の『摩訶(まか)止観(しかん)』 に説かれる四種三昧のうちの二種。『般舟(はんじゅ)三昧(ざんまい)経(きょう)』 によって、九十日間、阿弥陀仏を唱念し、その像の周囲を不断に回り歩く行法を常行三昧といい、『法華経』 によって、二十一日間、坐禅と行道 (仏座の周囲を回り歩く) を繰り返す半行半座の行法を法華三昧という。 (要集 P.1025)