能行/所行 のうぎょう/しょぎょう
能行とは、なんまんだぶを称える行為を、人間の主体的行為(能)として解すること。 所行とは、人間を超えた絶対他者(弥陀)の他力のはたらき(所)ととらえること。→能所
のうぎょう 能行
行ずることをいう。これに対して、行ぜられるものを所行という。なお、本願寺派の宗学では大行の解釈に、大別して名号を称えることとする能行派、称えられる名号とする所行派の二つがある。(浄土真宗辞典)