従真垂仮
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
2024年6月27日 (木) 17:09時点における
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じゅうしん-すいけ じゅうけ-にっしん
従真垂仮
- 真より仮を垂れる。真実を直接理解できない未熟の機の為に真(実)より仮(善巧方便)を垂れること。真実を顕す為に暫く用いるから暫用といふ。(暫用の意味:しばらくもちいる)
従仮入真
- 仮より真へ入れる。仮の法門にいる者を仮(権仮方便)より真(実)に入らしめること。真実を知ることによって仮を廃捨するから還廃といふ。(還廃の意味:かえりてはいす)
用例:
従真垂仮して従仮入真せしめる。
- 真実の立場よりかりに方便を垂れて、これを真実に誘入せんとする作用であり、 従真垂化して未熟の機を従仮入真さしめようとすることをいう。
- →トーク:方便
- →真仮論の救済論的意義
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