[むじょうねはん] 小乗仏教に説く消極的な涅槃に対して、自利利他円満の大乗の+涅槃をいう。(尊号 P.646, 唯文 P.712)
(むじょうねはん)
大乗の涅槃をいう。煩悩(ぼんのう)が完全に消滅し、智慧と慈悲が完成し、自利利他の徳が円満したこのうえないさとりの境地。→涅槃ねはん。(尊号 P.646)