(ほうど)
阿弥陀仏の浄土。阿弥陀仏は因位真実の誓願と修行に報われて仏と成られた報身仏であるから、その浄土は報土である。
これに真実報土と方便仮土の別があり、他力の信心を得た者のみが往生する報土を真実報土という。→仮土 (けど)、浄土 (じょうど)、補註2。