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三乗

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2004年11月26日 (金) 21:55時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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さんじょう

 声聞乗(しょうもんじょう)・縁覚乗(えんがくじょう)・菩薩乗(ぼさつじょう)の三種。 衆生の根機(素質能力)に応じてさとりへ導く教えを三種の乗り物に喩えたもの。

①声聞乗。仏の声(教説)を聞いて修行しさとる教え。四諦(したい)、十二因縁などの法門。
②縁覚乗。師仏の教えによらず独りでさとる道を行く教え。十二因縁を観じてさとりをひらく法門。
③菩薩乗。大乘菩薩のために説かれた六波羅蜜(ろっぱらみつ)等の法門。

声聞乗、縁覚乗は小乗、菩薩乗は大乘である。→一乗 声聞 縁覚 

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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