ごこうしゆい
阿弥陀仏が因位の法蔵菩薩のとき、世自在王仏のみもとで一切の衆生を平等に救うために、五劫という長い時間をかけて思惟をめぐらせ、往生の行法を選択(せんぢやく)されたということをいう。→劫(こう) (口伝鈔 P.877, 持名鈔 P.1001)