円融
それぞれのものが、その立場を保持しながら完全に一体となって、互いに融(と)けあいさまたげがないこと。
元来は、天台宗・華厳宗の教説であるが、親鸞聖人はあらゆる徳が円に満ち具わっているという意に用い、真宗の教法、本願の名号、真実信心を讃える語とする。
三諦円融