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三福

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2005年6月5日 (日) 09:53時点における淳照 (トーク | 投稿記録)による版

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さんぷく

  『観経』に説かれた散善の行(ぎょう)を三種に分類したもの。

① 世福(せふく)(世俗の善)。父母に孝行を尽し、師長(師や先輩)によく仕え、慈悲心をもち、善行を修めること。
② 戒福(かいふく)(小乗の善)。仏・法・僧の三宝(さんぼう)に帰依し、すべての戒を守って威儀(いぎ)を正すこと。
③ 行福(ぎょうふく)(大乗の善)。菩提心をおこし、大乗経典を読誦(どくじゅ)して浄土往生を願うこと。

定善(じょうぜん)、散善(さんぜん)。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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