まうあふ
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
- あう(あふ)の同訓異義語
会(會)かい
- ある所に集まってあう。
遇 ぐう
- 途中で予期せずにあう。ひょっこりあう。〔論・陽貨〕 「孔子時二其亡一也、而往拝レ之偶二諸塗一(孔子、其の亡きを時として往きて之を拝す。諸(これ)に塗(みち)に遇う」(陽貨欲見孔子章) 立派な君臣が出あう意などにも用いる。「遇二明君一」
合 ごう
- 他の諸字と異なり、両方がくいちがわずに、ぴったりと合わさる。符合。
遭 そう
- ばったり行きあう。めぐりあう。〔李白・九月十日即事〕「遭二此両重陽一(此の両重陽に遭ふ)」
値 ちょく
- →あたる。〔曹植・求二自試一表〕「正値二陛下升平之際一(まさに陛下升平の際に値(あ)い」[1]
逢 ほう
- その時節にあう。〔王維・寒食汜上作〕「広武城辺 逢二暮春一(広武の城辺 暮春に逢ふ)」 出あう。〔杜甫・江南逢二李龜年一詩〕「落花時節又逢一君」(落花の時節に又君に逢ふ)」(角川 新字源)
- ↑ 今臣蒙國重恩、三世於今矣。
- 正值陛下升平之際、沐浴聖澤、潛潤德教、可謂厚幸矣。
- 今、臣は国の蒙ること、今に三世(武帝曹操、文帝曹丕、明帝曹叡)なり。
- まさに陛下の升平(昇平:天下太平の意)の時世に値い聖択に沐浴(恩沢に浴すること)し、徳教に潜潤(道徳・善に感化される)するは厚き幸と謂うべし。