漸頓
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
2021年9月29日 (水) 12:38時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「第七大門 :若依此方修治断除、先断見惑離三塗因、滅三塗果。 :後断修惑 離人天因、絶人天果。此皆漸次断除、不名横截。若...」)
第七大門
- 若依此方修治断除、先断見惑離三塗因、滅三塗果。
- 後断修惑 離人天因、絶人天果。此皆漸次断除、不名横截。若得往生弥陀浄国、娑婆五道:一時頓捨。故名横截五悪趣{者} 截其果也。
- もしこの方の修治断除によらば、先づ見惑を断じて三塗の因を離れ、三塗の果を滅す。後に修惑を断じて人天の因を離れ、人天の果を絶つ。 これみな漸次に断除すれば、横截と名づけず。 もし弥陀の浄国に往生することを得れば、娑婆の五道一時にたちまちに捨つ。 ゆゑに「横截五悪趣」と名づくるはその果を截るなり。