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利他教化地
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
2022年11月23日 (水) 17:39時点における
林遊
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教化
し
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りたきょうけじ 利他教化地
自在に衆生を
教化
し
利益
し救済する菩薩の地位のこと。「証巻」に
「還相の回向といふは、 すなはちこれ利他教化地の益なり」(註 313)、
『文類聚鈔』に
「大涅槃はすなはちこれ利他教化地の果なり」(註 482)
などとある。なお、「利他」の語について自力に対する他力の意味とする解釈もある。
御開山は、利他深広の信楽、利他真実、利他の真心、利他回向の至心、利他真実の信心、利他真実の欲生心、利他の信海、利他円満の妙位、利他の一心などなど「利他」という言葉を他力の意味で使われておられる。この意では他力とは「利他力」の意であろう。
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