けしん-めっち
身を灰にし智を滅する意。小乗のさとりは身心ともに全くの無に帰した境地であるので、大乗仏教からは一種の虚無主義的で不完全な悟りの境地だとする。
灰(ケ)は呉音、灰(カイ)は漢音。和語では(はい)と発音する。