さんむい
三種の無為。生滅変化を超えた常住絶対なるもの(無為)に三種をたてたもの。虚空(こくう)無為(虚空そのもの)・択滅(ちゃくめつ)無為(無漏の智慧によって得る滅度)・非択滅無為(智慧によるのではなく、ただ生ずべき縁を欠いているために不生となる)の三。→無為(むい)。