しょうごん
聖は仏陀、権は衆生を導くために仮に人間の相(すがた)をとってあらわれた提婆達多、阿闍世、韋提希夫人等を指す。(浄文 P.484)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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しかればすなはち浄邦縁熟して、調達(提婆達多)、闍世(阿闍世)をして逆害を興ぜしむ。
浄業機彰れて、釈迦、韋提をして安養を選ばしめたまへり。これすなはち権化の仁、斉しく
苦悩の群萌を救済し、世雄の悲、まさしく逆謗闡提を恵まんと欲す。