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如来

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2007年12月28日 (金) 14:48時点における58.91.23.104 (トーク)による版

にょらい

 釈尊。(正像 P.613)

 梵語タターガタ(tathāgata)の漢訳。真如(真理)より現れ来った者、あるいは真如をさとられた者の意で、仏のこと。十種の称号がある(如来の十号)。

応供(おうぐ)。供養を受けるに値する者。
等正覚(とうしょうがく)。平等の真理をさとった者。
明行足(みょうぎょうそく)。智慧と行とが共に完全な者。
善逝(ぜんぜい)。迷界をよく超え出て再び迷いに還らない者。
⑤<kana>世間解(せけんげ)。世間・出世間のことをすべて知る者。
⑥<kana>無上士(むじょうし)。最上最高の者。
調御丈夫(じょうごじょうぶ)。衆生を調伏・制御してさとりに導く者。
⑧<kana>天人師(てんにんし)。神々と人間の師。
⑨仏。覚れる者。
⑩世尊。世間で最も尊い方。

この十号は、如来を入れると十一号になる。それを合わせて十号と呼ぶ数え方に諸説がある。


出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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