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八部鬼神

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2010年5月19日 (水) 20:47時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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はちぶきじん

 仏法を護持する八種の鬼神。 ①天。 ②竜。 ③夜(や)叉(しゃ) (梵語ヤクシャ yakşa の音写)。 毘(び)沙門天(しゃもんてん)に仕え衆(しゅ)生(じょう)を守護する。 ④乾闥(けんだつ)婆(ば) (梵語ガンダルヴァ gandharva の音写)。 緊(きん)那羅(なら)とともに帝釈天(たいしゃくてん)に仕え、音楽を奏する。 ⑤阿(あ)修(しゅ)羅(ら) (梵語アスラ asura の音写)。 闘争を好む鬼神。 ⑥迦楼羅(かるら) (梵語ガルダ garuđa の音写)。 金(こん)翅(じ)鳥(ちょう)ともいい、竜を食べるという大鳥。 ⑦緊(きん)那羅(なら) (梵語キンナラ kiſnara の音写)。 美しい音(おん)声(じょう)をもち歌舞をなす天の楽神(がくしん)。 ⑧摩睺(まご)羅迦(らか) (梵語マホーラガ mahoraga の音写)。 大蛇。 蛇神。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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