けみょうにん
仮名とは実体のないものに仮につけた名という意で、人といっても五蘊(ごうん) (五陰) が因縁(いんねん)によって仮に和合したものであるから仮名人という。 →五(ご)陰(おん) (論註 P.55、安楽集 P.230)