信知
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しん-ち
信じ知ること。
『一念多念証文』では善導大師の『往生礼讃』の「今信知弥陀本弘誓願 及称名号(いま弥陀の本弘誓願は名号を称すること……さだめて往生を得と信知して)」(七祖)#P--654|往生礼讃 P.654]])の信知の語を釈して、「〈信〉といふは金剛心なり、〈知〉といふはしるといふ、煩悩悪業の衆生をみちびきたまふとしるなり。また〈知〉といふは観なり、こころにうかべおもふを観といふ、こころにうかべしるを〈知〉といふなり」 (一多 P.686)とある。