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懈怠

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2018年1月31日 (水) 17:20時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

けだい

 【左訓】「おこたるこころなり」(唯信鈔 P.1340往生礼讃 P.675)

 おこたりなまけること。 (要集 P.1168要集 P.1173)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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けだい 懈怠

 (梵)カウシードヤ kausīdya の訳。怠ともいう。心所(心のはたらき)の一。倶舎宗ではすべての汚れた心(不善心と有覆無記心)にあまねく通じて起こる心所(大煩悩地法)の一とし、唯識宗では随煩悩の一とする。懶惰(らんだ)なこと。善を修めるのに積極的でない心の状態であるが、また悪を行うのに積極的である面をも含める。勤即ち精進の反対。(仏教学辞典)