操作

天台宗

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2018年5月22日 (火) 03:11時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

てんだいしゅう

 円宗・台宗ともいう。 天台大師智顗 (538-597) によって大成された。 仏一代の教を五時八教の教判によって価値判断し、『法華経』こそ釈尊出世の本懐であるとする。 諸法の実相(じっそう)(くう)()(ちゅう)三諦(さんたい)円融(えんゆう)相即(そうそく)をもってあらわす三諦円融の妙理を説き、一念三千の円頓(えんどん)止観(しかん)を修して仏果に至ろうとする。 日本には最澄(さいちょう)(766または767-822) が伝え、天台円教(えんぎょう)・密教・禅・菩薩戒を融合統一した総合仏教として天台法華宗を樹立した。 →天台大師 (てんだいだいし)。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

参照WEB版浄土宗大辞典の「天台宗」の項目