六正
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
ろくしょう
仏の言説に具わる六種の徳を示す。「散善義」深心釈の文(註釈版聖典七祖篇458頁10行以下)参照。 (愚禿下 P.524)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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六正とは、『愚禿鈔』の第六深信、
- 一には正教、 二には正義、
- 三には正行、 四には正解、
- 五には正業、 六には正智なり。 (愚禿下 P.524)
「信巻末」では、三心一心を総結して、
- ゆゑに知んぬ、一心これを如実修行相応と名づく。すなはちこれ正教なり、これ正義なり、これ正行なり、これ正解なり、これ正業なり、これ正智なり。(信巻 P.253)
と、六正を挙げて教(正教、正義)、行(正行、正解)、信(正業、正智)とされておられる。