操作

差別

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2024年5月22日 (水) 14:25時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「しゃべつ {{Inyou2| 差別 しゃべつ 〔平等〕 :① 現象界における個々の事象のように、彼と此と別異であることをを差別とい...」)

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

しゃべつ

差別 しゃべつ 〔平等〕

① 現象界における個々の事象のように、彼と此と別異であることをを差別といい、万象における普遍絶対の本体(しんにょ)のように、差別のないことを平等という。ただし差別と平等を切り離して考えないで、差別即平等とみるのが大乗仏教である。
② また他と区別された、そのものの特殊点を、「殊勝」の意味で差別と称することもある。
③ 因明(論理学)では命題(宗)の主辞を自性というのに対して、その賓辞(ひんじ)を差別という。(仏教学辞典)
賓辞(述語)。