五濁
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
ごじょく
末世(まつせ)においてあらわれる避けがたい五種の汚れのこと。
- ①劫濁(こうじょく)。時代の汚れ。飢饉や疫病、戦争などの社会悪が増大すること。
- ②見濁(けんじょく)。思想の乱れ。邪悪な思想、見解がはびこること。
- ③煩悩濁(ぼんのうじょく)。貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)等の煩悩が盛んになること。
- ④衆生濁(しゅじょうじょく)。衆生の資質が低下し、十悪をほしいままにすること。
- ⑤命濁(みょうじょく)。衆生の寿命が次第に短くなること。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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