三乗
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
さんじょう
声聞乗(しょうもんじょう)・縁覚乗(えんがくじょう)・菩薩乗(ぼさつじょう)の三種。 衆生の根機(素質能力)に応じてさとりへ導く教えを三種の乗り物に喩えたもの。
- ①声聞乗。仏の声(教説)を聞いて修行しさとる教え。四諦(したい)、十二因縁などの法門。
- ②縁覚乗。師仏の教えによらず独りでさとる道を行く教え。十二因縁を観じてさとりをひらく法門。
- ③菩薩乗。大乘菩薩のために説かれた六波羅蜜(ろっぱらみつ)等の法門。
声聞乗、縁覚乗は小乗、菩薩乗は大乘である。→一乗 声聞 縁覚
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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