ないぼん
ここでは小乗の内凡をいう。 見道(けんどう) (四諦(したい)の道理を明瞭に観察(かんざつ)する位) 直前の四善根位(しぜんごんい) (煖位(なんい)・頂位(ちょうい)・忍位(にんい)・世第一法位(せだいいっぽうい)) のこと。 (玄義分 P.310)
大乗では、十住・十行・十回向の三賢位の賢者は、たとえ内に煩悩を持っていても外へ表わすことがないので内凡という。→外凡