懐感
(7世紀頃)唐代の僧。長安千福寺に住した。感禅師(かんぜんじ)とも呼ぶ。初め唯識を学び、のち善導(ぜんどう)大師(613-681)に師事して浄土教の要義を学び、念仏三昧を証得したという。著書に『釈浄土群疑論(しゃくじょうどぐんぎろん)』七巻(懐惲(えうん)補筆)がある。