阿閦鞞仏
梵語アクショーブヤ(Akşobhya)の音写。無動・無瞋恚(むしんに)と漢訳する。東方の現在仏。昔、大目(だいもく)如来のもとで発願(ほつがん)・修行し、一切の瞋恚と淫欲を断つことを成就して正覚(しょうがく)を得、今現に東方妙喜(みょうぎ)世界にあって説法しているという。 (持名鈔P.1008)