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両垢の如々

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

りょうくのにょにょ

 有垢(うく)真如(しんにょ)無垢(むく)真如(しんにょ)のこと。 煩悩によって(おお)われている真如とそうでない真如。 (玄義分 P.299)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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  • 衆生が具えている真如を有垢真如といい、諸仏に顕されているものを無垢真如という。『摩訶止観』に説かれている。これは、『大乗起信論』には在纏(ざいてん)真如・出纏(しゅってん)真如と呼ばれている。