にじょうしゅ-ふしょう
天親菩薩の『浄土論』 に出る語。 元来は声聞・縁覚の二乗の種 (種類) は浄土に往生しないという意。 善導大師はこれを往生人には二乗の心が生じないという意とされた。 (玄義分 P.309)