ろくぞく
眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)の六根(ろっこん)(六の感覚器官)を賊に喩えたもの。六根は色(しき)・声(しょう)・香(こう)・味(み)・触(そく)・法(ほう)の外賊をいざない、貧(とん)・瞋(じん)・痴(ち)の煩悩(ぼんのう)の内賊を働かせる媒介となるところからいう。 (口伝鈔 P.880, 一代記 P.1274, 安心決定 P.1409)