べっきょう・えんきょう
天台(てんだい)宗では、仏一代の教説をその内容から蔵(ぞう)・通(つう)・別(べつ)・円(えん)の四種に分類し、化法(けほう)の四教と呼ぶ。 このうち別教は菩薩のためだけの法門で、主に『華厳経(けごんぎょう)』 の教えを指し、円教は完全無欠な法門で、特に『法華経(ほけきょう)』 の教えを指す。 (要集 P.1124)
→蔵通別円