因なくして…奉事せん

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いんなくして…ぶじせん

 明信仏智(明らかに仏智の不思議を信じて疑いのないこと)の正因のないまま無量寿仏にお仕えすることになろう。

 通常は「因(よ)って無量寿仏を奉事したてまつることなし」と読む。(化巻 P.379, 三経 P.638)


 出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社)
 出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社)
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通常の訓

故無 因 奉事 無量寿仏
故に因(よ)て無量寿仏に奉事したてまつること無し。

御開山の訓

故無事 無量寿仏
故に因なくして無量寿仏に奉事せん。

「因なくして」と訓(よ)まれることで、正因である信なくして真実の仏ではなく化仏に奉事していることをあらわそうとされたのであろう。因なくして無量寿仏に奉事するならば、その仏は真の仏ではなく、行者の修した種々の自力の行業に相応してあらわれる化仏である。