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心なり

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

しんなり

 「心にみちたまへるなり。草木国土ことごとく、みな成仏すと説けり」とする異本がある。(唯文 P.709)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

御開山は、『唯信鈔文意』正嘉本で、

この如来、微塵世界にみちみちたまへり、すなはち一切群生海の心にみちたまへる也、草木国土ことごとくみな成仏すととけり[1]。(唯信鈔文意(正嘉本)#P--0702

と、「草木国土ことごとくみな成仏す」(草木国土、悉皆成仏)と記述されておられた。


  1. 平安時代前期の天台宗の僧安然(841年)? - 915年)?)の『勘定草木成仏私記』に「一仏成道、観見法界、草木国土、悉皆成仏(一仏成道し法界を観見すれば、草木国土、みなことごとく成仏したり)」とある。