心法
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
しんぽう
心のはたらき。 (要集 P.1017)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
◆ 参照読み込み (transclusion) JDS:色法・心法
しきほう・しんぽう/色法・心法
いろ、かたちをもつすべての存在と心そのもの。Ⓢrūpa-dharma, citta-dharma。色法には質礙という同時に同一個所を占有できない性質がある。眼・耳・鼻・舌・身の五感覚器官によって捉えられるすべてを色法という。アビダルマでは、心所法(心のはたらき)をそれぞれ一法として数えるが、心法は心所法と区別した心そのものをいい、心王、心とも意とも識ともいう。一方、心法をときに心所法を含めていう場合もあり、この場合は心および心のはたらきの一切を含めたものをいう。
【資料】『俱舎論』三、『大乗荘厳経論』、『糅鈔』
【執筆者:西村実則】