まかだこく
梵名マガダ(Magadha)の音写。釈尊当時の中インドの王国(現在のビハール州南部地域)で、当時勢力のあったコーサラ、アヴァンティ、ヴァンサなど、いわゆる十六大国の中で最も強大な国であった。頻婆娑羅(びんばしゃら)王とその子阿闍世(あじゃせ)王が王舎城(おうしゃじょう)に都を置き、釈尊を外護(げご)した。→王舎城 おうしゃじょう。