りょうがきょう
如来蔵(にょらいぞう)思想と阿頼耶識(あらやしき)思想が交流するインド中期大乗思想の代表的経典。漢訳は、劉宋の求那跋陀羅(ぐなばつだら)訳『楞伽阿跋多羅宝経(りょうがあばたらほうきょう)』四巻、北魏の菩提流支(ぼだいるし)訳『入楞伽経(にゅうりょうがきょう)』十巻、唐の実叉難陀(じっしゃなんだ)訳『大乗入楞伽経(だいじょうにゅうりょうがきょう)』七巻の三本が現存する。
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