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淄澠の一味なるがごとし

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

しじょうの いちみなるがごとし

 (せい)の国(現在の中国山東省)にあった淄水(しすい)澠水(じょうすい)という二河の名。二河の水の味は異なるが海に入れば同じ塩からい水になるように、往生の機に九品(くぼん)別があっても、同じ念仏の一道によって往生すれば平等の果を得るという意。 (証巻 P.310, 二門 P.546, 三経 P.629)


 淄川、澠川 (中国山東(さんとう)省にある河の名) の二河は、水の味が異なるが、海にそそげば一つの味になるという意。 仏国土。 (論註 P.122)


出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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