ちんぜい
Ⅰ 九州の異名。(口伝鈔 P.887)
Ⅱ 鎮西流のこと。法然上人門下の聖光房(しょうこうぼう)(1162-1238)弁長(べんちょう)によって伝えられた系統。弁長が郷里の鎮西(九州)で布教したので、この名がある。本願の行である念仏も非本願の諸行も、ともに報土に往生を得るという二類各生説を主張した。 (御文章 P.1132)
参照➡WEB版浄土宗大辞典の「鎮西流」の項目 参照➡WEB版浄土宗大辞典の「一類往生・二類往生」の項目