たほうぶつ
東方宝浄(ほうじょう)世界の過去仏のこと。 その誓願により、入滅後は宝塔中の全身舎利(しゃり)となり、『法華経』 の説かれるところに出現して、同経の教えを讃嘆するという。『法華経』 「見宝塔品」 などに説かれる。 (玄義分 P.321)