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「三輪」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
 
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さんりん
 
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:1.仏・菩薩が衆生(しゅじょう)教化(きょうけ)のときに示す身・口・意のすぐれたはたらき。輪とは衆生の煩悩(ぼんのう)を摧破(さいは)して教化するという意。身に神変をあらわす神通輪(じんずうりん)、口に法を説く説法輪、聞き手の心を自在に知る記心輪の三。([[信巻本#P--216|信巻 P.216]])
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:1.仏・菩薩が衆生教化のときに示す身・口・意のすぐれたはたらき。輪とは衆生の<kana>煩悩(ぼんのう)</kana>を<kana>摧破(さいは)</kana>して教化するという意。身に神変をあらわす<kana>神通輪(じんずうりん)</kana>、口に法を説く説法輪、聞き手の心を自在に知る記心輪の三。([[信巻本#P--216|信巻 P.216]])
  
 
:2.風輪・水輪・金輪の三種の輪囲。古代インドの世界観で、須弥山の下にあって世界をささえていると考えられたもの。→[[須弥山]](しゅみせん)。
 
:2.風輪・水輪・金輪の三種の輪囲。古代インドの世界観で、須弥山の下にあって世界をささえていると考えられたもの。→[[須弥山]](しゅみせん)。

2012年6月28日 (木) 19:38時点における最新版

さんりん

1.仏・菩薩が衆生教化のときに示す身・口・意のすぐれたはたらき。輪とは衆生の煩悩(ぼんのう)摧破(さいは)して教化するという意。身に神変をあらわす神通輪(じんずうりん)、口に法を説く説法輪、聞き手の心を自在に知る記心輪の三。(信巻 P.216)
2.風輪・水輪・金輪の三種の輪囲。古代インドの世界観で、須弥山の下にあって世界をささえていると考えられたもの。→須弥山(しゅみせん)。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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