操作

「十信のなかの…」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
1行目: 1行目:
 
じっしんのなかの…
 
じっしんのなかの…
  
 菩薩の階位のうち、<ruby><rb>凡夫</rb><rp>(</rp><rt>ぼんぶ</rt><rp>)</rp></ruby>が仏法を深く信ずるにいたる段階を十種に分けたものが十信である。さらに進んで、十住、十行、<ruby><rb>十回向</rb><rp>(</rp><rt>えこう</rt><rp>)</rp></ruby>にいたるが、これを<ruby><rb>解行位</rb><rp>(</rp><rt>げぎょうい</rt><rp>)</rp></ruby>という。ここは十信位の[[凡夫]]が得る[[無生法忍]]であって、解行以上の高位の菩薩が得るところの忍ではないと説く。 →[[菩薩]] (ぼさつ) ([[信巻末#P--262|信巻 P.262]])
+
 菩薩の階位のうち、<ruby><rb>凡夫</rb><rp>(</rp><rt>ぼんぶ</rt><rp>)</rp></ruby>が仏法を深く信ずるにいたる段階を十種に分けたものが[[十信]]である。さらに進んで、十住、十行、<ruby><rb>十回向</rb><rp>(</rp><rt>えこう</rt><rp>)</rp></ruby>にいたるが、これを<ruby><rb>解行位</rb><rp>(</rp><rt>げぎょうい</rt><rp>)</rp></ruby>という。ここは十信位の[[凡夫]]が得る[[無生法忍]]であって、解行以上の高位の菩薩が得るところの忍ではないと説く。 →[[菩薩]] (ぼさつ) ([[信巻末#P--262|信巻 P.262]])
  
 
{{Copyright}}
 
{{Copyright}}
 
----
 
----
 +
:→[[十信]]

2018年2月5日 (月) 00:57時点における最新版

じっしんのなかの…

 菩薩の階位のうち、凡夫(ぼんぶ)が仏法を深く信ずるにいたる段階を十種に分けたものが十信である。さらに進んで、十住、十行、十回向(えこう)にいたるが、これを解行位(げぎょうい)という。ここは十信位の凡夫が得る無生法忍であって、解行以上の高位の菩薩が得るところの忍ではないと説く。 →菩薩 (ぼさつ) (信巻 P.262)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

十信