「菩提」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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2024年5月27日 (月) 15:31時点における版
ぼだい
梵語ボーディ(bodhi)の音写。智・道・覚と漢訳する。迷いから目覚めたさとりの
底本 (青蓮院本) には 「菩薩」 とある。 (要集 P.1161)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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ぼだい 菩提
梵語ボーディ (bodhi) の音訳。智・道・覚などと意訳する。迷いを離れたさとりの智慧のこと。声聞の菩提、独覚の菩提、仏の菩提の三種があり、なかでも仏の菩提はこの上ないものであるので、阿耨多羅三藐三菩提 (無上正等正覚・無上正真道・無上正遍知)、無上菩提、無上覚、無上道などという。『銘文』には
- 「信心は菩提のたねなり」(註 667)
とある。また、さとりにいたるべき道を指して用いられる場合もあり、『安楽集』には
- 「仏道の体本を名づけて菩提といふ」(七祖 203)
と示されている。(浄土真宗辞典)