「八聖道」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
細 |
|||
(同じ利用者による、間の1版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
はっしょうどう | はっしょうどう | ||
− | + | 詳しくは八聖道分という。八正道に同じ。さとりに至るための八種の正しい<kana>行法(ぎょうほう)</kana>。 | |
− | *①正見(しょうけん) | + | *①正見(しょうけん)。 <kana>[[四諦]](したい)</kana>の道理を正しく見る[[智慧]]。 |
− | *②正思惟(しょうしゆい) | + | *②正思惟(しょうしゆい)。 正しく思惟し意思すること。 |
− | *③正語(しょうご) | + | *③正語(しょうご)。 正しい言葉を語ること。 |
− | *④正業(しょうごう) | + | *④正業(しょうごう)。 身の行いを正しくすること。 |
− | *⑤正命(しょうみょう) | + | *⑤正命(しょうみょう)。 身・口・意の<kana>[[三業]](さんごう)</kana>を浄らかにして正しい生活をすること。 |
− | *⑥正精進(しょうしょうじん) | + | *⑥正精進(しょうしょうじん)。 正しい努力。道に努め励むこと。 |
− | *⑦正念(しょうねん) | + | *⑦正念(しょうねん)。 正しい憶念。四諦の道理を常に心に留めて忘れないこと。 |
− | *⑧正定(しょうじょう) | + | *⑧正定(しょうじょう)。 正しい精神統一。 |
{{Copyright}} | {{Copyright}} | ||
---- | ---- | ||
+ | *[[大乗仏教]]では、自己のさとりを目指すだけでなく、衆生をさとりに向かわせるとして[[六波羅蜜]]を説く。 | ||
+ | |||
+ | [[Category:追記]]<p id="page-top">[[#|▲]]</p> |
2024年10月29日 (火) 11:58時点における最新版
はっしょうどう
詳しくは八聖道分という。八正道に同じ。さとりに至るための八種の正しい
- ①正見(しょうけん)。
四諦 の道理を正しく見る智慧。 - ②正思惟(しょうしゆい)。 正しく思惟し意思すること。
- ③正語(しょうご)。 正しい言葉を語ること。
- ④正業(しょうごう)。 身の行いを正しくすること。
- ⑤正命(しょうみょう)。 身・口・意の
三業 を浄らかにして正しい生活をすること。 - ⑥正精進(しょうしょうじん)。 正しい努力。道に努め励むこと。
- ⑦正念(しょうねん)。 正しい憶念。四諦の道理を常に心に留めて忘れないこと。
- ⑧正定(しょうじょう)。 正しい精神統一。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。