「本則三三の品なれど…」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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+ | 答。極楽の九品は弥陀の本願にあらず、四十八願の中になし。これは釈尊の巧言なり。善人・悪人一処にむまるといはゞ、悪業のものども慢心をおこすべきがゆへに、品位差別をあらせて、善人は上品にすゝみ、悪人は下品にくだるなど、ときたまふなり。いそぎまかりてみるべし。([[西方指南抄#P--1021]]) | ||
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2024年7月5日 (金) 14:13時点における最新版
ほんそくさんざんのしななれど
【左訓】「もとは九品(ここのしな)の衆生の報土に生れぬれば、一人(ひとり)もかはることなしとなり」(高僧 P.586)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
御開山は、
といわれておられた。
法然聖人は『西方指南抄』「禅勝房との十一箇条問答」で、
〔四〕問。極楽に九品の差別の候事は、阿弥陀仏のかまへたまへることにて候やらむ。
答。極楽の九品は弥陀の本願にあらず、四十八願の中になし。これは釈尊の巧言なり。善人・悪人一処にむまるといはゞ、悪業のものども慢心をおこすべきがゆへに、品位差別をあらせて、善人は上品にすゝみ、悪人は下品にくだるなど、ときたまふなり。いそぎまかりてみるべし。(西方指南抄#P--1021)
といわれておられた。