「灰身滅智」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
(ページの作成:「けしん-めっち 身を灰にし智を滅する意。小乗のさとりは身心ともに全くの無に帰した境地であるので、大乗仏教からは一...」) |
|||
(同じ利用者による、間の2版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
けしん-めっち | けしん-めっち | ||
− | + | 身を灰にし智を滅する意。[[無余涅槃]]の[[小乗]]のさとりは身心ともに全くの無に帰した境地で小乗の者の最後の目的である。大乗仏教からは一種の虚無主義的で他者の救済を願わない不完全な悟りの境地だとする。 | |
+ | :→[[大般涅槃]] | ||
− | + | 灰(ケ)は呉音、灰(カイ)は漢音。和語では(はい)と発音する。 | |
+ | |||
+ | [[Category:追記]] <p id="page-top">[[#|▲]]</p> |
2023年5月17日 (水) 01:02時点における最新版
けしん-めっち
身を灰にし智を滅する意。無余涅槃の小乗のさとりは身心ともに全くの無に帰した境地で小乗の者の最後の目的である。大乗仏教からは一種の虚無主義的で他者の救済を願わない不完全な悟りの境地だとする。
- →大般涅槃