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「妙楽勝真心」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

 
 
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[みょうらくしょうしんしん]
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みょうらくしょうしんしん
   行者が五念門を行じて得る自利利他円満の真実心で、浄土の最勝の真実の徳(妙楽勝真)にかなう菩提心(ぼだいしん)のこと。親鸞聖人はこれを法蔵菩薩によって成就された心と見なし、他力信心に具わる徳であるとされる。([[証巻#P--330|証巻 P.330]], [[二門#P--548|二門 P.548]])
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 行者が[[五念門]]を行じて得る自利利他円満の真実心で、浄土の最勝の真実の徳(妙楽勝真)にかなう菩提心(ぼだいしん)のこと。親鸞聖人はこれを[[法蔵菩薩]]によって成就された心と見なし、他力信心の徳をあらわす名とする。([[証巻#P--330|証巻 P.330]], [[二門#P--548|二門 P.548]]、[[浄土論_(七祖)#P--40|浄土論 P.40]])
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 行者が五念門を行じて得る自利利他円満の真実心で、浄土の最勝の真実の徳 (妙徳勝真) にかなう<kana>菩(ぼ)</kana><kana>提(だい)</kana><kana>心(しん)</kana>のこと。 ([[浄土論註 (七祖)#P--149|論註 P.149]])
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2010年5月6日 (木) 22:52時点における最新版

みょうらくしょうしんしん

 行者が五念門を行じて得る自利利他円満の真実心で、浄土の最勝の真実の徳(妙楽勝真)にかなう菩提心(ぼだいしん)のこと。親鸞聖人はこれを法蔵菩薩によって成就された心と見なし、他力信心の徳をあらわす名とする。(証巻 P.330, 二門 P.548浄土論 P.40)

 行者が五念門を行じて得る自利利他円満の真実心で、浄土の最勝の真実の徳 (妙徳勝真) にかなう()(だい)(しん)のこと。 (論註 P.149)


出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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