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「九部」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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 仏の説かれた教えを形式、内容から九種に分類したもの。 九部経、九分経 (九分教) ともいう。 『法華(ほけ)経(きょう)』では次の九種をあげる。 ①契(かい)経(きょう) (sūtra)。 ②伽陀(かだ) (gāthā)。 ③本(ほん)事(じ) (itivŗttaka)。 ④本(ほん)生(しょう) (jātaka)。 ⑤未曾有(みぞう)法(ほう) (adbhuta)。 ⑥因縁(いんねん) (nidāna)。 ⑦譬(ひ)喩(ゆ) (aupamya)。 ⑧祇夜(ぎや) (geya)。 ⑨論(ろん)議(ぎ) (upadeśa)。 十二部経はこれに三種を加えたもの。 →[[十二部経]] (じゅうにぶきょう)。
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 仏の説かれた教えを形式、内容から九種に分類したもの。 九部経、九分経 (九分教) ともいう。 『法華(ほけ)経(きょう)』では次の九種をあげる。
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:①契経(かいきょう) (sūtra)。
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:②伽陀(かだ) (gāthā)。
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:③本事(ほんじ) (itivŗttaka)。
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:④本生(ほんしょう) (jātaka)。
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:⑤未曾有法(みぞうほう) (adbhuta)。
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:⑥因縁(いんねん) (nidāna)。
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:⑦譬喩(ひゆ) (aupamya)。
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:⑧祇夜(ぎや) (geya)。
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:⑨論議(ろんぎ) (upadeśa)。 十二部経はこれに三種を加えたもの。 →[[十二部経]] (じゅうにぶきょう)。
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 経典を形式や内容のうえから九種に分類したもの。 ここでは小乗の異称。 →[[九部]](くぶ) ([[往生要集下巻 (七祖)#P--1148|要集 P.1148]])
  
 
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[[Category:巻末註]]
 
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2010年11月14日 (日) 23:25時点における版

くぶ

 仏の説かれた教えを形式、内容から九種に分類したもの。 九部経、九分経 (九分教) ともいう。 『法華(ほけ)経(きょう)』では次の九種をあげる。

①契経(かいきょう) (sūtra)。
②伽陀(かだ) (gāthā)。
③本事(ほんじ) (itivŗttaka)。
④本生(ほんしょう) (jātaka)。
⑤未曾有法(みぞうほう) (adbhuta)。
⑥因縁(いんねん) (nidāna)。
⑦譬喩(ひゆ) (aupamya)。
⑧祇夜(ぎや) (geya)。
⑨論議(ろんぎ) (upadeśa)。 十二部経はこれに三種を加えたもの。 →十二部経 (じゅうにぶきょう)。


 経典を形式や内容のうえから九種に分類したもの。 ここでは小乗の異称。 →九部(くぶ) (要集 P.1148)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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